『肺気腫の症状』 - 原因や初期症状から学ぶ肺気腫とは -

抗コリン薬と肺気腫




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体には副交感神経のなかで迷走神経という神経があり、この神経末端から出されるアセチルコリンいう物質は、気管支を収縮させる働きを持っています。


このアセチルコリンの働きを抑制する薬が抗コリン薬です。抗コリン薬は太い気管支に作用して拡張させます。


効果として呼吸機能検査での一秒量、努力肺活量の増加、残気量の低下があります。肺気腫の患者さんなどが動いた時の息切れが軽くなり、生活の質が改善します。


抗コリン薬には吸入薬の形で用い、一日3~4回吸入する短時間型と一日1回吸入の長時間型があります。


■短時間作用型抗コリン薬

作用時間:6~9時間、一日3~4回吸入

吸入を上手に行うためにスペーサーとよばれる器具を用いるとよいでしょう。スペーサーには数種類ありますので主治医の先生に相談してみてください。

短時間型抗コリン薬には臭化オキシトロオピウム(テルシガン)、臭化イプラトロピウム(アトロベント)などがあります。


●副作用
男性で前立腺肥大のある人は、排尿困難が起こることがあります。また、緑内障を悪化させることがありますのでこれらの病気をお持ち方は主治医の先生に相談してください。


■長時間作用型抗コリン薬

作用時間:24時間、一日一回の吸入

欧米では数年前から使用され、肺気腫についての効果が確認されています。臭化チオトロピウムという成分で商品名はスピリーバといいます。

スピリーバはドライパウダーといって非常に小さい粒子を吸い込むくすりです。薬はカプセルに入っていてハンディヘラーという器具を用いて吸入します。

大きな呼吸が苦手な肺気腫の患者さんにも上手に吸入ができます。


●副作用
のどの渇きが出ることがあります。


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