『肺気腫の症状』 - 原因や初期症状から学ぶ肺気腫とは -

肺年齢とは




【スポンサードリンク】





「肺年齢(肺年令)とは一秒間に吐ける息の量(1秒量)から、標準の方に比べて自分の呼吸機能がどの程度であるかを確認して頂くための目安です。


1秒量の標準値は性、年齢、身長によって異なり20歳代をピークに加齢と共に減少します。肺年齢を知ることで肺の健康意識を高め、健康維持や禁煙指導、呼吸器疾患の早期発見、治療にご活用下さい。(日本呼吸器学会のパンフレットより引用)」


肺の機能は年齢と共に低下していきます。この低下のしかたは個人によって差がありますし、特にタバコを吸うか吸わないによって大きく異なります。


肺気腫はゆっくりと進行し、本人が気付かないうちに肺が壊れてしまう病気です。残念ながら一度壊れた肺を元へ戻す治療方法は現在の所、肺移植を除いてありません。


このため肺気腫の予防には病気の早期発見と禁煙が大切です。


肺年齢(肺年令)は肺機能を測ることで実際に自分が何歳の位の肺に相当するかをみる一つの目安です。肺機能を測定するのは数分で済みますし痛くはありません。


一度自分の肺年齢(肺年令)がいくつ位なのか測ってみるのもよいでしょう。


■肺気腫の自然経過

ヒトの肺機能は20才位で、最高に達します。それ以降は加齢とともに低下していきます。


同じ肺機能を持った人でも、下がり方がきつい人とそうでない人があります、この原因は喫煙にあります。


1700人の成人を対象とした研究では、FEV1(1秒量)という指標を使って見てゆくと、1日10本以上吸うと、FEV1の落ち方は明らかに非喫煙者に比べて、大きいことがわかっています。


この事は肺気腫の患者さんだけでなく一般人を対象にした点で重要です。普通の人でもタバコを吸うと肺機能の落ち方が強くなるのです。


またFEV1の落ち方は50才~70才で強く現れてきます。また、喫煙の影響は女性よりも男性に強く現れてきます。


ある調査では、禁煙をした人では、FEV1の落ち方は非喫煙者と同じ位になっていました。また35才以前に禁煙をするとFEV1はむしろ増えていました。


50才以上でも禁煙すると、一度低下した肺機能は元には戻りませんが、落ち方の速さは非喫煙者と同じになりました。つまり禁煙は早ければ早いほど肺機能の低下が防げるのです。


※FEV1:1秒量とは、いきおいよく息を吐き出した時に最初の1秒間に吐き出せる息の量です。CODPの指標になる肺機能の数値です。


【スポンサードリンク】